葬儀知識 葬儀服装マナー
ブラックフォーマルということばをよく聞きます。
いわゆる礼服ですが、これは和製英語ということです。
おそらくメーカーや販売店が売りやすいように、弔事の礼服をそのように呼び始めたのではないかと思います。はっきりしたことはわかりません。
そのためもあるのでしょう、言葉の意味も必ずしもすべての人(会社)がまったく同じ意味に用いているわけではありません。
男性の略礼服(ブラックスーツ)は、ブラックフォーマルと呼ばれる事が多く、ネクタイを替えるだけで慶弔両用にもちいられています。
ところでブラックスーツですが、これは男子正装であるモーニングに対して略礼装と位置付けられています。
しかし、男性の喪服として現在もっとも普通に用いられるせいか、時に正喪服と称されることもあるのです。ややこしいですね。
女性のブラックフォーマルは婦人ブラックフォーマルとして販売されている商品なら、喪服としては心配なく着用できます。
婦人物ブラックフォーマルの着用範囲(喪服以外に着用)については、売り手側の思惑、消費者側の好み(感情的な問題)がからみあい、さまざまにいわれています。
女性用ブラックフォーマルはお祝い事に着用できますか
喪服〜喪服とは
女性用ブラックフォーマルに関しては混乱が見られます。
「婦人ブラックフォーマルは男性と違い慶弔両用ということはなく喪服に限定される」という説もあれば、
「フォーマルシーンで着用できる格調のある服装で黒のものがブラックフォーマル、ゆえに喪服としてはもちろんお祝い事にも着用できる」という説もあります。
この考えは、紳士ブラックフォーマル(礼服)と同じ考え方です。
喪服に限定するという主張は比較的少数派に見受けられますが、その論理には売り手側の思惑が反映されているような気がします。
ブラックフォーマルを弔事に限れば、カラーフォーマルなどの売上に貢献できますから販売店にとって好都合なのかもしれません。
あるデパートでは女性用のブラックフォーマルをさらに、正喪服、準喪服、略喪服と分けていました。そこまで細かくする必要があるのか疑問です。
要するに婦人ブラックフォーマルに関しては諸説あり、慶事に着用して間違いと言い切ることはできません。
ただし間違いでないと知りつつ、お祝い事、特に結婚式に着用するのは抵抗があると感じる人がいるのも事実です。
一方、子供の卒業式に出席する場合は地域差もありますが、中学、高校ともなるとブラックフォーマルが好まれるようです。
もちろん喪服っぽく見えないためにはアクセサリーやバッグなどで雰囲気を出さなければなりません。
ブラックフォーマルとは
喪服〜男性の略式喪服(ブラックスーツ)
喪服としてのブラックスーツ(通常ブラックフォーマルとか礼服という名称で販売されています)は男性の略礼装とされており、幅広く利用できます。
遺族、一般会葬者が、通夜、葬儀、法要に着用することができます。
男性の正式喪服はモーニングコートとされていますが、喪主が葬儀の際ブラックスーツを着用する場合も多く見られます。
上着はシングルでもダブルでもよく、黒ネクタイ、黒靴下、靴も黒で、白ワイシャツ着用です。
靴はスリップオンも可ですが光沢のないもの。タイピンは使用しません。
とりあえずの弔問や間柄がそれほど深くない場合の会葬には濃紺やダークグレーなどのダークスーツでもよいとされています。
ダークスーツの場合もネクタイ、ワイシャツ、靴、靴下はブラックスーツに準じます。
喪服〜喪服とは
喪服〜女性の正式な喪服(洋服)
男性の略式喪服 - livedoor Blog 共通テーマ
葬儀の際の遺族、親族、ごく親しい友人の、女性の和服正装は黒無地五つ紋つきの和服に黒の帯です。
長じゅばん、半襟(はんえり)、足袋(たび)は白になります。
帯締め、帯揚げは以前は白を用いたようですが、現在は黒が一般的です。
喪服の生地は関東では黒の羽二重(はぶたえ)、関西では黒の一越縮緬(ひとこしちりめん)が多いようです。
すそ回しも、表地と同じ黒で仕立てます。
光沢のある綸子(りんず)、緞子(どんす)は用いません。
喪服の帯は地紋織りの黒の袋帯か名古屋帯です。
喪服のハンドバッグやぞうりも光沢のない黒で、布製のものが正式とされています。
ぞうりは皮でもかまいませんが、やはり光沢のない黒にします。
注意点として、洋服の正式喪服は遺族、会葬者共に着用しますが、和装の正式喪服は一般の会葬者はふつうは着ません。
故人と近しくない会葬者が和服を着る場合は、色無地紋付に黒の帯、小物類は正式喪服と同じにします。帯締め帯揚げなどはグレーなども用います。(略式礼装)
喪服の用意がなければ葬儀社から貸衣装を借りることもできますが、和服の喪服セットを準備しておくのも便利でよいものです。
喪服とは【葬儀の服装】
通夜の服装 【弔問客】
女性の正式喪服(和服) - livedoor Blog 共通テーマ
通夜に参列する時の服装はしばらく前までは、喪服では遺族に失礼といわれていました。
通夜は元来、死去の報を受けて取り急ぎ弔問にかけつけるものであるという考えが根底にあるからです。
しかし最近では喪服で出席する人が多いようです。
告別式に会葬する代わりに通夜に参列する人が多くなったのも一因でしょう。
喪服での列席が普通になっている土地柄では、自分だけ平服に近いとなると場違いに見えて落ち着かないものです。
男性の服装は黒の略礼服(ブラックスーツ)に白ワイシャツ、黒ネクタイ、黒靴下着用です。
女性の服装は黒ワンピースかスーツ、靴とストッキングは黒(ストッキングは肌色も可)です。
通夜本来の趣旨から、男性も女性も、紺、グレーなどで黒に近い濃色の服を着用しても失礼ではありません。
通夜の服装 【遺族 親戚】
通夜の遺族の服装は、以前は喪主のみが喪服で他の遺族は地味な服装でよいとされていました。
現在では、弔問客も喪服で訪れることが多いのですから、遺族、親戚ともに喪服を着用します。
男性の服装は黒の略礼服(ブラックスーツ)に白ワイシャツ、黒ネクタイ、黒靴下を着用します。
女性の服装は洋装では黒ワンピースかスーツ、靴とストッキングは黒(ストッキングは肌色も可)、ハンドバッグも黒です。
女性が喪主の場合や、年配者では和装の喪服もよく用いられます。
通夜の服装 【弔問客】
喪服とはもともと遺族が喪に服していることを表すために、喪にある期間中に着用したものといわれています。
しかし、現在では遺族も通夜、葬儀(お葬式)、告別式、法事の日に着用するだけです。
その一方、一般の弔問客(会葬者)も喪服で参列するようになりました。
遺族始め、世話役などもきちんと装って参列者に対し失礼のないようにします。
ブラックフォーマルという名称で販売されている商品は喪服として心配なく着用できます。
黒の洋服でも、デザインや素材にそれなりの品位が感じられなければ喪服(ブラックフォーマル)として不適切です。
喪服〜男性の略式喪服(ブラックスーツ、ブラックフォーマル)
喪服〜女性の正式喪服(洋服、ブラックフォーマル)
喪服〜女性の正式喪服(和服)
通夜の服装 【弔問客】
通夜の服装 【遺族 親戚】
喪服も最近は洋服の方が多く見られるようになりました。
女性洋装の正式喪服は遺族、会葬者とも、通夜から三回忌の法要まで着用できます。
通夜に喪服を着るのは、死を待っていたかのようでふさわしくないという考え方が主流の時代もありましたが、現在は喪服の方が当たり前になっているようです。
女性の洋服の正式喪服は、黒無地のワンピース、スーツ、アンサンブルです。
生地はシルク、カシミヤなどといわれますが、化繊でもしっかりした生地と仕立てであれば大丈夫です。
シンプルで格調のあるデザインを選びます。
襟(えり)ぐりがあきすぎず、たけもやや長めにします。そでは長袖が基本です。
光沢のある生地、透ける生地は避けます。
靴、ハンドバッグは光沢のない黒、ストッキングは黒にします。
スーツにブラウスを着用する場合、男性喪服の白ワイシャツに対してブラウスの白はNGです。必ず黒ブラウスです。
ただし、学生の制服での白ブラウスはかまいません。
アクセサリーは基本的につけませんが、パールや黒い石(黒曜石、オニックスなど)はよしとされています。ネックレスは一連にします。
ブラックフォーマルとは

